西から梅雨が明けてきましたね!中医学的には梅雨は長夏といい「湿」の多い時期。日本の夏は湿度が高く、「湿」は秋の乾いた風が吹くころまで気になりますね。
そして自然界の「気」は、夏至に「陽」が極まり、秋分に向かって「陰」の気が徐々に増えていきます。でも今はまだまだ「陽」の気が多く「陽の気」が最も盛んな時期です。この時期成長期のお子さんは身長が伸びたり、汗をかくことでデトックスしたり、陽の気をいっぱい体に取り込んで開放的な気分になります。草花も花を咲かせ、葉を生い茂らせます。
一方、この時期は、気温の上昇することで、汗を多くかき過ぎ「夏バテ」や「熱中症」などになったり、「心臓」の機能が亢進したり、「陽の気」が多い事で「不眠」になることも起こっています。また冷たい食べ物の摂り過ぎで「お腹が冷えたり」、「食欲が減退」したり、「疲労感」も感じやすい時期となります。
こんな時期にお勧めな食べ物は「夏野菜」「夏の果物」やっぱり時期の食べ物には、その効力を発揮してくれますね。 トマトや苦瓜は「解暑」暑さを和らげてくれる作用あります。カリウムが多く含まれていますので体を冷やす効果があります。体の熱をとってくれる食べ物は「緑豆」「もやし」「スイカ」等です。不眠解消には「蓮の実」や「牡蠣」「ジャスミン」なんかがお勧めです。
旬の食材の力を借りて、快適に暑い夏を乗り切って下さい。
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