病気が教えてくれる進むべき道

あなたの心は、あなたの身体を構成するすべての細胞に宿る               キャンディス・バード

私たちの感情の在り方は、その人の健康状態に直接影響を与えています。                                                                                  たとえ生命を脅かすような病気であっても、ライフスタイルを変えることで、多くの病気の進行状況に変化をもたらすことはよくあります。                                                 病気は、発症している人の「感情の抱え込み」が病因であることが多く、「肉体」と「心」の不調和から生じています。

癒しが起こるためには、自分の病気の答えを見出そうとする姿が大事である。だが、病気にたいして己の責任を感じる必要はない、ということを覚えておかなくてはならない。           クリスティアン・ノースラップ博士

病気が癒えていくためには、「なぜ出現したのか?」と病気と向き合うことがとても大切です。                 起きている事象は全て意味のある事です。

時として私たちは自分に起きていることに対して真剣に取り組めず、気になった時にはバランス不良を起こした状態になっている。その病気の責任が自分にあり、またそれを直すことも自分であると気か付く事が大切になります。

病気は病院で、お医者さんが治すのではありません。

病気は自分で治そうと思う事が必要です。

例えば、熱い「お湯」の中に手を入れます。当然「火傷」を負い「痛み」が出現します。「痛い」経験を通して「やってはいけない」事を学ぶことができます。熱いものに触れると火傷をする→触れないように気を付ける訳です。

内臓はどうでしょうか?「沈黙の臓器」と言われる「肝臓」。365日24時間休みなく、解毒代謝を行い、体に必要な栄養素を合成し、生命維持に必要な人体の調整を沢山行っています。「沈黙」というくらいですから気が付いた時には手が付けられないようになっている事が多くあります。

でも、「肝臓」は悲鳴を上げていることがあります。ストレスから体の気のめぐりが悪くなったり、暴飲暴食でその代謝がおかしくなっている事もあります。倦怠感・疲労感の初期症状から健康診断で指摘を受ける高尿酸血症・脂肪肝・肝酵素の異常等小さく小さく声を上げています。「もう一杯だよ・これ以上仕事できないよ」

この状態で気が付き、生活スタイルを改善していれば、大きな病気へと進まず戻ってこれるでしょう。でも、気が付いていながら変えることができない、もしくは気が付いてもいない状態で突き進んでしまえば、肝臓は一気に暴走を始めます。高熱が出て動けなくなる。そうです、身体から「考えるな」かも知れません。「動くな!休め!」「食べるな、飲むな!」かも知れません。とにかく警告を発っせられます。さすがに高熱が出始めると皆さん体を動かすことができず、じっとする・・・もしくは身体の声を聴きに病院へ行きますね。

心の不調はもっと気づき辛いでしょう。何かが間違っているという違和感(警告)を感じていても、「痛み」が出る訳ではない、ましては今ある現実を変えないとならない場合にはより一層見て見ぬふりをする。なかなか耳を傾けられないのです。 

では、どのようにしたら良いのでしょうか

残念ながら、私たちは知力、感情、肉体がメッセージを受け取り、私たちが嫌でも理解でき、見落とし様のない形にして見せてくれ、初めてそのレッスンを学ぶという可能性が高いです。                            例えば、「職場を退職せざるを得ない状況に追い込まれ」て、その時ひどく落ち込んでも、新天地では以前よりも「大きくなった自分に気づく」なんてこともあります。学び・レッスンですね。

「追い込まれて初めて」まで行かないで、もっと早い段階で警告に耳を傾ける時間と場所を用意し警告を受け取っていけば、病気やリスクを軽減することができますね。そう「違和感」を感じた時点で対処を行う事。これはとても大切なことだということです。

それに気が付けるのは他の誰でもありません。あなただけです。

ぜひ、「違和感」と「違和感」として感じられるあなたでいてください。

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