自宅療養の事実

コロナ感染者数が増えている中、自宅療養を余儀なくされている方がうなぎ上りです。

自宅療養の事実でとても驚いたのでその話します。

知り合いが、「微熱」を出し、本人はいつもとどうも異なる体調が気がかりで、病院へかかりました。

のどが赤いということで「PCR検査」をしてもらいました。日曜日の受診だったということあり、薬は1日分

PLが3袋処方され帰宅。夕方になり熱が上がってきたのでPLを1包服用。不安な夜を過ごしました。

翌朝熱は下がっていたけれど、喉の痛み、鼻水、咳が増えていました。検査結果は「陽性」保健所から連絡を待つようにと

病院からの指示。その間も「呼吸が苦しい気がする」と訴えがありましたが、処方薬を朝・昼と飲み様子をみていました。

でも、連絡は一向になく、仕方なく検査をした病院へ薬を処方してもらえないかとお願いの電話をかけました。

が、「保健所に指示にしたがうので今はできない」と

保健所に電話をかけたところ、「担当部署に話をしますのでお待ちください。緊急でしたら救急車を呼んでください。

連絡も2・3日後になるかも知れません」と言われ途方に暮れたと言います。薬もなく保健所からの連絡もないまま。

仕方なく市販の漢方薬を飲ませながら連絡を待ちました。

夕方17時過ぎ、やっと保健所から連絡が。

でも、その内容はに驚きました。

まず、

自宅療養の選択肢しかない。

病院への受診はできないから薬は市販薬を購入して服用。

10日もすれば回復すると思う。

同居家族の行動制限はない。薬は家族が買いに行ってください。

同居家族のPCR検査の話は当然なし。

保健所には連絡をしないように。連絡を待つこと。

医療知識のない一般人に、市販薬を適当に飲んで、10日間過ごしてくださいと!

生命の危機を感じたら救急車を呼んでと!

なんていう事でしょうか?これでは、感染者数は増える一方ですし、自宅での死亡者数も増えるでしょう。

この国は、国民を守ることを辞めてしまったようです。

自分で治療のできないものは、仕方ないですね・・・と

恐ろしい国です。オリンピックで表向きは楽しいを装い、その下は人命など関係ないと。

この対応を見ていると本気でそう思えて仕方ありません。

市販薬を熱のある時は、咳の出ているときはと情報提供できる体制は作れるのではと思います。

PCRももし後日する予定があるのであれば、その旨を伝える必要がある。

マニュアルの大好きなお役所さんのはずなのに、そんなマニュアルもないのかと。

病院で勤めているとマニュアルがないこと、マニュアルの不備について重箱の隅をつつくような監査を

するくせに、自分たちは一切なしでこの難局を乗り切るつもりなのか!と言いたいです。

マニュアル化する時間は過去十分にあったはずです。

病院との連携も、予防接種の方法も、すべて時間があったはずです。

コロナ禍に入り2年目。早く出口が見えることを切に願います。

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