食物アレルギーについて その1

食物アレルギー外来の栄養相談していると、

アレルギーのあるお子さんよりも

お母様の方のケアをすることが何より

重要になります。

お母様は、アレルギーを持った子に

「自分のせいで・・・」と少なからず

思っているからです😥

そして、周りの方、お子様の祖父母に

あたる方の認知の低さで苦労なさっている

事も多くあります。

育児書に振り回されているケースもあります。

病院の先生はお忙しいので心ゆくまで

ご自分の不安を解消できることがなく

色々な情報に惑わされて戸惑う方も

多くいらっしゃいます。

以前来た重症なアレルギー児のお母様は

「この子を抱いて死んでしまったら楽かしら」と

何度も思ったと私の外来で泣きながら

話してくれました。

お母様の職業は看護師さんでした。

医学の知識があっても、実際、小さなわが子が

ミルクも母乳も飲めないほどの

アレルギーがあるとやはり負の連鎖にはまって

しまうのだと思いました。

私の外来では、長いお付き合いになる親子

がたくさんおられます。

生後6か月前後から小学校高学年と

お子様の成長をともに見守れることが

とても嬉しいです😊

お子さんのアレルギーは種類にもよりますが

適切な食事療法を行うことで

緩解する事も治癒するケースもあります。

もしお困りのことがありましたら

専門家にご相談してくださいね。

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